おはようございます!
東京オペラコミックの栗林です。
発表会コンサートからもう3日も経ちました。
あっという間ですね、毎日。
生徒さんからの感想や反省、またお客様からの楽しかったというメッセージをいただいて、また次に向けてどうしていくか、企画を考えたいなと来年への気持ちが高まります。
今年ははじめて、物語を作りましたが、
役作りも皆さん素晴らしくて、歌声が一段と輝いていました。
発表の場、舞台というのは、本当に何が起こるかわかりません。ハプニングがつきものです。
そんなハラハラの中、どう自分自身を落ち着かせて、演奏に集中するか、また何か起きた時にどう処理をしていくか、というのは、本番にしかできない、一番のリアル練習、リアル修行の場でもあります。
1回目に出演の時は、声が震えてしまい、舞台に立つことだけでいっぱいいっぱいだった方が、次の時はそこをクリアすべくレッスンの時に前回の課題を踏まえて練習していくとそこが成功します。
すると、今度は前回とは全く違う課題が出てきて、というふうに、本番に立つから見えること、できるようになることが、増えるんです。
ご自身で本番の録音をされている方も、成長に気づかれることがよくあります。
もし、今よりもっと上手くなりたいと思っていて、個人練習だけをしている方は、是非、舞台を早めに経験してほしいです。
もちろん、個人練習をずっと続けることで、技術や暗譜はできるようになるでしょうが、それが本番にうまく行くとは限らないのが現実です。
趣味で家で弾くだけで大丈夫、という方はいいのですが、
この舞台経験は、演奏だけでなく、確実にその方の自信や成長に繋がるのです。
また会場の響きや、ピアノの楽器のタッチや音色、
場所によって、みんな個性がありますから、そこも自分で意識して演奏するようにしていくため、確実に上達、成長があります。
不思議と緊張とも上手くお付き合いしていけるようになるわけです。
最初はアガリすぎてしまって大丈夫。みんなそうです。
と言うのも、、、。
私の場合はお笑いの現場では、まだまだ4年目の新人青二才のため、オーディションもライブも、冷や汗が止まらない日もありますよ!笑
昨日も、憧れだった場所でのオーディションに行かせてもらったはいいのですが、滝のような汗が止まりませんでした!
私は演奏の舞台より、お笑いの方が緊張しています。
それは、場数が演奏の舞台より少なく、自分のネタも
更新し続けるためです。
お客様が笑ってくださるかどうか、自分自身を受け入れてくださるかどうかは、舞台に立ってみないとわからない、という、まだまだ新人ゆえの経験不足だからです。
私が演奏の場はもちろん、お笑い舞台やテレビオーディションを含め、色々なことに挑戦し続けるのは、常に新人の気持ちで人生を生きていきたいからです。
そして、生徒さんの気持ちに寄り添いながら、どう対応していくかを、自分の経験、体験を経てお伝えしたいからです。
ちなみに。
ベテランと言えるのは、一生来ないと思っています。笑
なぜなら、時代と共に、受け入れられるもの、好まれるもの、考え方も、変化し続けるからです。
そして、残るものももちろんある中で、塗り替えられていく時代もまたこの目で見て、肌で感じでいきたいのです。
そうでなければ、新しい情報は生徒さんに伝えられませんからね。
修行ですね。笑
私自身が、若い世代の方々からも刺激をいただきながら、
幅広い年代の皆さまと、音楽を楽しんでいきたいと思っています。
東京オペラコミックのコンサートも、まだまだ挑戦が続きます。
舞台という特別な場所、神聖な場所で、これから生徒さんたちと演奏だけでなく、ご自身のご成長にも繋がるような挑戦をこれからも一緒にしていきたいです。
今日もお読みいただき、ありがとうございます!