マスク生活と声について

2023年07月22日 11:00

こんにちは!
東京オペラコミックの栗林です。

筆不精ぶりは、前回のブログでもお伝えしましたが
少しでも様々なことをお伝えしていけるよう、
マイペースに書いていきますので、お付き合いください。笑


さて、今日は、最近かなりお話いただく内容をお伝えします。

このところ、学校さんの問題にも上がっているようですが、小学校高学年から中学校の生徒さん達(コロナ禍でマスク生活を余儀なくされた、思春期のお子様方)が、
歌えない、声が出ない、表情がない、とお悩みが多いようです。

もちろん、一概に、その学年の皆さんだけでなく、
大人の皆さんにも言える話かもしれませんが、
とにかく、マスクなしが怖いとか、顔を見られたくないなども理由なのだとか。


先日も声がでない、ということでとある学校さんからご相談いただき、特別な公演に伺いました。


実際に公演でレクチャーをしてみると、出てないわけではないし、みんな楽しそうに公演を一緒に作ったり歌ったりしてくれたけど、正直、自分の反省にも繋がった90分公演でした。
果たして、生徒さんたちにはどうだったのか、どのようにしたらもっと声が出せたのだろうかという印象が残り、
今後の課題になりました。

これから大人になっていく上で、声を出す、話す、コミュニケーションをとるのはとても大事なことです。


体を使っていない、使わないお子様も多くいらっしゃり、
支えとなる、腹直筋はじめ、インナーマッスルを鍛える必要もあり、あとはとにかく声を出すということを普段から練習する必要があるのが現状です。


声は誰でも出る、と思われがちで、あまり重要視されていませんが、果たしてそうでしょうか?

学校面接、アルバイトや就職面接、オーディション、
また究極を言うと、お友達や恋人とのコミュニケーションでも声や表現って、とっても大事です。

第一印象というのがありますが、ここで有名なのがメラビアンの法則です。

アメリカカリフォルニア大学の心理学名誉教授である
アルバート・メラビアン氏が提唱した、コミュニケーションにおける概念の法則です。

【視覚】【聴覚】【言語】の3つから、好印象や嫌悪感が
決まってしまうという法則で、『7-38-55 のルール』というのがあります。

【7%の言語】、【38%の聴覚】、【55%の視覚】となるというのです。

話している内容より、声や話し方の印象、また見た目で
相手の味方が変わるということです。

どんなにいい内容の説明や、アピールをしたとしても、
耳から得た声の印象や、目で見た姿や雰囲気で、
好印象になるか、嫌悪感を抱かれるか、もしくは、どちらでもない、中立になるのかが決まってしまうんです。


となると、見た目の清潔感はもちろん、声の印象、話し方、表情なともとても大事ということになります。


私は長年、声楽家として、歌うこと、話すことを仕事にしていますので、例えば全く仕事とは関係ない場面でも
有り難いことに声について褒められたり、表情について褒められたりすることがあります。

もちろん、私に限らず、声に自信のある方、また歌うこと、話すことが好きな人もそのように褒めてもらうことがあるのではないでしょうか?


ちなみに、今や見ない日がないくらいご活躍されている
芸人さんの、麒麟の川島さんは、声が素敵で有名ですが
はじめは、その声がコンプレックスで嫌だったとか。
とある方に褒められて、声はご自身のいい武器なんだと
はじめて気づいたそうで、今ではその惚れ惚れするお声を武器に、(大喜利はじめ、MCの回し方も素晴らしすぎますが)司会などでも大活躍されていますよね。


自分の声や話し方、歌い方に自信を持ち、人と話すのと
自分自身の話し方や声自体にコンプレックスを抱きながら話すのでは、雲泥の差。

また、本当にコンプレックがあっても、苦手意識があっても、訓練で変えられることがたくさんあります。

声楽と司会、更に、芸人の視点から活動をしている私自身が体験し、見て、聞いて、学んで来たことを活かしてレッスンしていますので、お気軽にご相談いただければと思います。

何より、楽しみながら、一緒にレッスンしていきますので
ご安心くださいね!


まだマスクが必要と思う瞬間もありますが、
勇気を出して、たくさん声を出して、喋って、歌って
毎日をより明るくしていきましょう!


まずは、体験レッスンで、ご連絡をお待ちしています🎶

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