こんにちは!
東京オペラコミック、代表の栗林です。
6月もあっという間に過ぎていくのかな、なんて思う毎日ですが、いかがお過ごしですか?
コンサート後、久しぶりに体調を崩してしまい、
数日間レッスンをお休みさせていただきました。
4年越しのコンサート、絶対何があっても体調を崩せないとずっとずっと気をつけてきて、ありとあらゆるいいとされるものは、かなり試した結果、コロナ禍もあれだけ活発に活動して全く体調を崩すことなく元気に毎日を過ごしてきましたが!
終わった途端に気持ちが緩んだせいか、お休みをいただく形になりました。
悔しいやら情けないやらですが、一旦休養を、ということだったんだと思います。
もうかなり良くなり、6日からしっかり復帰しますので
もう少しだけお休みさせてくださいね。
生徒さんにはご心配をおかけして、申し訳ないですが、
9月の発表会コンサートに向けて、また練習していきましょう!
さて、今日は、『声の七不思議』について。
声や歌からわかってしまうことがあるのです。
①自信(自分を好きかどうか)
②体調(その日の体調)
③恋愛(恋愛観のようなもの)
④生き様(日頃どんな風に生活されているか)
⑤コミュニケーション(人とどう接しているか)
⑥感性(美的感覚や直感、表現など)
⑦心(感謝を感じて生きているかなど)
これは本当に不思議なんですけど、きちんと出るんですよね。
この方は、物凄く人生経験があるんだな、とか、
恋多き人だな、とか、自分に自信がある方なんだな、とか。
逆に、日々イライラして威圧的なんだろうな、とか、
恋愛ベタだな、とか、感謝がない人なんだろうな、とかも
見えてしまうんです。
怖いと思いませんか?
日々を丁寧に生きている方は、やっぱりそれが声からも伝わってきます。さらに、演奏となると尚更。
小手先で適当にしてる人も、すぐわかります。
一番問題なのが、できてると思って自信もあって、なんとかうまく演奏してるけど、心がない演奏です。
そう、感謝です。
これは、歌とか演奏でなくても、会話など声からもすぐにわかります。
この文章を見て、ハッとされる営業マンの方もいらっしゃるかもしれませんが。
東京オペラコミックの新しいHPにした2ヶ月、3ヶ月間、営業電話が絶えませんでした。
それは酷いくらいに。笑
レッスン室にも携帯にも仕事にならないくらい電話が来てしまい、のちのち対処しましたが、それでもまだ数回、電話がかかってきます。
営業電話には、申し訳ありませんが冷たい対応していますが、それにも理由があります。
100件を超える営業電話の中で、お話を聞いてみてもいいかな、と思う営業マンさんは、2名のみです。
そのお二人にはこうお伝えしました。
「今のところ、当教室では大きくお金をかけて生徒さんを増やす予定はありませんが、◯◯さんのお声、お話のされ方が素晴らしくてつい聞いてしまいました。今は考えていませんが、またご縁があった時はよろしくお願い致します。いいお返事ができず申し訳ありませんが、ご丁寧にご説明をありがとうございました。」
それ以外の営業マンさんは、おそらく会社の先輩や上司の方からもきちんとマナーを教わっていない、という理由もあるのかもしれませんが、到底一緒に仕事をしたいと思えるような話ぶりではありませんでした。
逆の立場で考えたら、よくわかると思います。
こんな話ぶり、ただただ、ノルマとわかるような強引さ、
焦りっぷり、威圧感を出す人と一緒に仕事したくなるわけがないのです。
日々、人とどう接して生活されているか、自分に対して、人に対してぞんざいにせず、丁寧にしているか、
日頃から色んな人とコミュニケーションをとっているか、
全てが声に出るんです。
私のレッスンに来てくださっている方々は、本当に皆さん、コミュニケーション力も高くて、お話も面白く、それぞれご自身のお仕事でもご活躍されていて、プライベートも充実されている方が多いように思います。お話していて、私自身も生徒さん達から刺激をいただいています。
営業マンの方々がご活躍される会社さんはもちろん、研修などされているとは思いますが、営業トークの表面的な部分だけでは、決して営業成績は上がらないと思います。
声のことって、あまりそこまで重視されていないようですが、とても大事なんですよね。
特に電話応対での営業の方々は、声が第一印象になりますから、とっても大切。
しかも、この声は、1日でどうにかしようとしても
難しいと思います。
立派な先人たち、大きな仕事を成し遂げてきた社長さんたちがそうなように、日々の行動や言葉、コミュニケーションの取り方、生き様、全てが信頼や自信となって結果に出る。
私たちが日々学んでいる音楽も同じです。
そして昔、
『歌は練習しなくていいから、子供にやらせようと思って』
とおっしゃった親御さんがいらっしゃいましたが、
それは全く間違いです。
声は、自分が楽器。
楽器本人が何を感じて、何を学んで、何を練習して生きているかが全て出るのです。
カラオケで好きに歌う分には、問題ないのかもしれませんが、カラオケバトルに出場されている方々だって、みんな強い想いを持ってものすごい練習をされているはずです。
声の七不思議は、とても奥が深く、面白い。
だからこそ、辞められない世界なんです。
私もこの七不思議を日頃からずっと学び続けています。