おはようございます。
最近は、この9時アップのブログを定番にしていきたいと意気込んでいる、東京オペラコミック代表の栗林です。
書くことは好きなのですが、実はそもそもが筆不精ですので、一体いつまでこのブログが続くやらと思いながら見守ってくださいね。笑
さて今日は、『お子様のレッスンを考える時』に、
一番大切なことをお話したいと思います。
実際に、年齢問わずこのお話はよく質問されたり、
相談されたり、また過去の経験で聞くお話なので悩んでいらっしゃる方が多いのかな、と思い書くことにしました。
親御様の体験談、また大人の生徒さんの体験談、
そしてそして、前のレッスンの先生や学校の先生とお子様の体験談でかなり聞くお話です。
私も経験がありますので、このブログ内容が少しでも何かの参考になれば幸いです。
もしかしたら同業の方からバッシングを受けるかもしれませんが、ハッキリと書いていきたいと思います。
まず音楽のレッスンには、
『グループレッスン』と『個人レッスン』があります。
『グループレッスン』は、数名で同じテキストを使用したりアンサンブルをしたりして、一緒に音楽を学びながら協調性を学ぶことができます。
大人数でワイワイ楽しく学べて、一人ではできない音楽をみんなで作り上げることができます。
ただ、これは、お子様に限らず、大人のグループレッスンでもあったお話ですが、それぞれの音楽のスキルや進み具合、性格、テンションによって、足並みを揃えるのが難しいこともあります。
講師側も技術についてもなかなか全員に一人一人目をかけるのも行き届かない点もあり、隅々まで見て差し上げらるかと聞かれると、やはり難しいのです。
もちろん先生方も工夫しながら、教材も駆使してレッスンされていらっしゃいますが、例えばヨガやダンスのレッスンでもそうですが、人数がたくさんいれば
全員を把握しなくてはならないので、ずっと一人を見てもらえるかというとそこは難しいと思います。
ただし、クラスやグループでできるお子様や生徒さんがいると、ついていこうという向上心が芽生えて、良きライバルになり上達することもよくあります。
では、『個人レッスン』はどうでしょうか。
個人レッスンの場合は、楽譜は生徒さんによっても変わります。もちろん、基礎として使うべき教材もありますが、基本的には話し合いながら進めていくことも可能です。また、講師がしっかりお一人の生徒さんとみっちりと向き合えるので、細かい部分も見てもらったり、グレードに合わせてレッスンしたりができます。
ライバルは自分ですので、マイペースに楽しく音楽と向き合うことができますし、音楽学校の受験やオーディションでももちろん個人レッスンがおススメです。
ただし、ライバルはレッスン中にはいませんので、
自分がやろうとしない限り、なかなか先に進まないこともあります。練習時間を決めて、集中することが大切です。演奏を間違えても気にせず、誰かの才能と比べずに、自分と音楽と先生と向き合って練習することができるので、自分の音楽に集中できるのが個人レッスンだと考えています。
どちらの良さがありますが、あとは何より、
先生との相性です。
人と人ですから、全員と相性良くするのは難しかったとしても、初心者でピアノや声楽を始める場合、お子様と先生の相性がかなり大切です。
先生を好きになれなかったら、音楽も嫌いまでとはいかずとも、苦手に感じてしまうこともあると思います。
型にはめすぎず、お子様の才能、お子様にしかない唯一無二な部分を引き出してくださるような先生なら、安心してレッスンを続けられたら良いと思います。
一番の見極めは、お子さんが楽しそうにピアノや音楽に向き合えているかどうかです。
プロを目指す場合は、また話が変わります。
音楽にも色々なルールがありますので、まずは基礎をしっかり教えてくれる先生、そして、音楽の奥深い表現法や曲の背景などを学ばせてくれるようなレッスン、そしてご自宅での練習が必要になります。
でももし、趣味として、学びのひとつとして続けるなら、音楽が嫌いになるような、レッスンしていることに何か楽しみすら感じないようなレッスンなら、
音楽が苦手、なのではなく、先生との相性が良くないのかもしれないと、違う先生の体験レッスンを受けてみるのが良いと思います。
一度や二度の失敗で、お子様の才能や可能性をゼロにしないよう、親御様には是非とも、先生選びも視野に入れられたら良いと思います。
もちろん、大人の生徒様も同じです!
音楽の楽しみは、弾けた、歌えた、だけではありません。
その先に、人生を変えるような感動や喜びがあるのですから!
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
では、今週も素敵な毎日をお過ごしくださいね!