こんにちは!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
東陽町にある、声楽とピアノの個人レッスン教室東京オペラコミックの栗林です。
いきなりですが、
本日は、呼吸の話をしてみようと思います。
いきなり‼︎
と、思いますよね。
でも、この呼吸というものが、歌にかなり大切なのでお話したいと思います。
この世の原理というのは、不思議なことり理にかなっています。
当たり前のことのようですが、あまりにも当たり前すぎて忘れられていることも多いので、お伝えしたいと思います。
まず、生まれる時。
人はこの世に誕生した瞬間、息を吐きます。
え?何の話をしてるの?って思いました?
赤ちゃんはそりゃ最初泣くでしょ、
だから?という声が聞こえてきそうですが、
そう、第一声、まず生まれた瞬間に泣くというのは、息を吐いているわけです。
吸ってから声を出すのではなく、吐いてから息を吸うわけです。
ちなみに、出入り口、と言う言葉。
出るが先なんですね。
実はこの言葉にもあるように、地球はまず、出すことが先になるのです。
仕事の話でも良く聞く話ですが、先行投資も先に出すからその分、知識や資格となり大きなことを手に入れるのです。
挨拶もそうです。まずは、自分から挨拶しましょう!と教わったことはないですか?
呼吸も同じです。
まずは、少し吐いてから吸ってみてください。
息はただただ、吸うことばかり考えてまだ空気がいっぱいあるのにそこに吸えば吸おうとするだけ、力みが出て苦しくなってしまうのです。
そして何より、息使いの達人になることが、歌を上手くさせる近道です。
途切れない流れるような呼吸で歌を歌うこと。
話している時も自然と息を吐いていて、苦しくなると吸いますよね。
それと同じなんですが、歌おうとすればするほど、
不思議な力みや息が流れないという現象が起こることがよくあります。
特に知らない言語なら尚更。
なので、私のレッスンではセリフのように歌詞を朗読したり、呼吸の練習をしたりもします。
私はクラシックの歌い方、オペラの歌い方を、
高校1年生の時から習い始め、ラッキーなことに
アメリカのジュリアード音楽院をご卒業された素晴らしいソプラノ歌手、笠田誠子先生にレッスンにつけたことは大変ラッキーでした。
日本にももちろん、素晴らしい先生方はたくさんいらっしゃいますが、海外の先生方のアプローチの仕方とは確実に違う解釈が非常に多いのが、発声法と声に対する認識です。
ただ大きな声が出せればいいわけではありません。
ppやpppのような、繊細な表現が必要な場合、
呼吸の扱い方や発声法を間違えているとそのようなアプローチはできません。
私が習ってきた先生方は、非常に丁寧に発声についても教えてくださいましたが、間違えたレッスンしているプロの方々もいらっしゃるのが現状です。
ただ、この発声法も骨格や体の作り、声帯の長さや太さによっても使い方は微妙に違うと思います。男女でも、もちろん体の使い方が少し違います。
とても難しいですが、そこを探求するのがなんとも楽しみでもあり、生徒さん自身もびっくりするような、楽にいい声が出せた時の喜びと言ったら!私も幸せな気持ちになります。
呼吸の使い方で、声に負担をかけたり(自身も失敗の経験、手術経験がありますのでより、理解しています)どのような呼吸の使い方、体の使い方、声帯の当て方をしたら、負担をかけないのかということも最近特に理解できて、生徒さんと一緒に試せるのがとても嬉しいです。
日本語は息が流しにくい言語でもありますが、
最初のポピュラーシンガーさんもかなり海外式な流す歌い方で、そこを上手にクリアし、素敵な表現をされている方が多く感じます。
息の流し方、呼吸の使い方が上手くなると、
歌の上達が早いです。
是非、レッスンでも試してみてください♪
現在、春からスタートの生徒さんを募集していますので、まずはお気軽に、体験レッスンにお越しください!